2014年4月2日水曜日

ケニアの旅 5/8 ヘルズゲート国立公園編


アフリカに思いを馳せる前に、ちょっと時事ネタ…。

今日から、ルフトハンザはまたもやスト入りだそうです(直近6週間で3回目)。
4/2-5までの三日間で約3800便が欠航します。
パイロットが処遇(給与、勤務条件)に不満ありありとのことですが、
ZDFというドイツのテレビ局のニュース記事によると、ルフトハンザの処遇は
エールフランスやブリティッシュエアウェイズと同程度のお給料といいつつも、
(新卒 73,000ユーロ/年、キャプテン193,000~255,000ユーロ/年)だそうで、
パイロット学校を出たばかりの新卒の人(55,000ユーロ/年)やLCCの
パイロットに比べたらずいぶん高給取り。

比較対象としてはいまいちですが、ユーロスタットによる
ドイツの平均的なお給料(19,595ユーロ/年)から比べたら言わずもがな。

JAL経営危機時代に社長に就任した西松氏のお給料が900万円程で、
JALパイロットの半額程度だったことが、国内のみならず海外
(主に2008年のリーマンショック後)のメディアの耳目を集めたのもうなずけますねぇ。。

単純に数字で見たお給料が高いか低いかはさて置き、
約3800便の欠航ってすごいなぁと思います。困る人が沢山いるのでしょうが、
こういう出来事も織り込んだ上で、ドイツのビジネスは回っているのでしょうね。

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さて、アンボセリ国立公園でたっぷりゾウさんを満喫した後は、ヘルズゲート国立公園へ。
ヘルズゲート国立公園は、ナイロビの90km程北に位置しています。
アンボセリ国立公園からは、車で6時間ほどをひたすら南下(南西へ)。

ヘルズゲート国立公園の見どころは大地溝帯(グレート・リフト・バレー)のはじっこです。
ナイロビ(高地)からヘルズゲート国立公園に下りていく道中、まさにその大地溝帯の
はじっこを、うねうねと車で進むことができるという素敵な場所です。

アフリカ大陸といえば、古い大地形が沢山残っているところです(←微妙に地理魂が出た)。
となれば、なるべく日本では見られない地形を見たいもの! 
できれば、ビクトリア滝と南アフリカのテーブルマウンテンを見たいところですが、
いかんせん、アフリカ広し…。
今回はせっかくケニアにいるので、大地溝帯を満喫することにしました。

そうそう、ヘルズゲート国立公園は、他の国立公園と異なり、危険な肉食獣がいないため、
歩いたり、自転車でのサファリ体験ができます。写真を撮り忘れてしまいましたが、
公園の入り口付近には貸自転車の案内もありました。車で移動は快適ですが、
サファリに来たなら、自分の足で進んでみるのもいいですね~。

公園に入ってすぐに、改めて、大地溝帯のはじっこ。
高低差は100mほどだそうな。。
が、ドイツもそうですが、それ以上にケニアの大地は広過ぎて何だか遠近感が狂います。




自転車の人、発見!!



肉食獣がいないためか、ヘルズゲート国立公園は何だかのどかな雰囲気。
シマウマは至る所にい過ぎて、失礼ながらありがたみがどんどん減って行きましたが、
アンボセリでほとんど見かけなかったイボイノシシの虜になりました。

シマウマの手前に3頭いるのがイボイノシシです。
のどか…

イボイノシシは、写真では顔が長くて馬面ですが、ちょこまかとした動きと、
アンテナのようにピーンと立った尻尾がかわいくて癒されます。
オットーさんはキリン推しでしたが、私はイボイノシシを推したいですね。

途中、マサイ族の公園レンジャーさんがいるステーションに寄り、
1時間程度のハイキングをしました。観光客をガイド慣れしているのか、
なかなかの道のりをすいすいと進みます。

スタート直後に崖を下ります

日ごろの鍛錬の度合いが問われます(?)
ハイキング中、温泉が湧き出ているところが数か所あり、立ち寄りました。
40度はないにしても、35~38℃くらいはありそうです。
触れるとほっとする感じの温かさでした。



現地の高校生(?)らしき若人もいました。
旅行中、全行程ドライバーとガイドを兼任してくれた方から聞いたのですが、
ケニアの方にとってもサファリ観光は高価だそうです
(もちろん、観光客向けの料金よりはだいぶ安いようですが…)。
見かけた若人は身なりもよかったので、きっと裕福なお家のお子さんたちなのでしょう~。

大胆な色使いのお洋服を着こなしていて、さすがだなぁ~と思いました。
ケニアで会った人の多くが、小顔(頭)&手足が長い!


この日はこれにて終了。
ホテルに戻って、のんびり過ごしました。

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