2014年4月23日水曜日

美食を求めてポルトガル 1/4 ポルト上陸

年末年始の一時帰国も遠い記憶の彼方となり、海産物に飢えていた昨月、
オットーさんの有給消化も兼ねて、ポルトガルに行って参りました。
既に日本に本帰国された先輩駐在奥様から、ごはんやお菓子が美味しいと
聞いていたので念願の旅先です。 ♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪

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旅程は四日間。
往路は昼過ぎにポルト着、復路は便が午前発だったため、実質二日半の小旅行でした。

滞在期間中、ホテルはポルトにとり、初日はポルト、二日目と三日目は、それぞれリスボンとコインブラに日帰りで遊びに行きました。

まずは、フランクフルトハーン空港からポルトへ。
LCCですが、ポルトでは普通の航空会社と同じ空港のようでした。
空港から市内へはトラムのような鉄道で30分ほどです。
行った日の運行間隔は15~20分程だったので、タイミングが悪いと少し待ちますが、
急ぎでなければ問題ないかと。

空港での写真を撮り忘れてしまった。。
Aliadosの駅にて。

ポルトといえばポートワインということで、昼食後は早速セラーへ。

リスボンもそうでしたが、ポルトも坂の街です。街を流れるドウロ川を渡り、
旧市街からヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)に向かうと、
川岸に沢山のセラーがありましたが、メトロ(トラム)が着く駅は丘の上。
もちろん徒歩でも移動できますが、楽しそうなのでロープウェイを使いました。

ロープウェイからの眺め(河口側)。
右手側が旧市街、手前側がワインセラーが沢山あるガイアです。

ロープウェイからの眺め(上流側)。
ドン・ルイス1世橋の上の黄色いメトロがかわいかったです。

1軒目はQuevedo。ロープウェイに乗る時に、無料券をくれたので行ったのですが、
想像以上に良く、危うくここで終わってしまうところでした…。

手前がTawny(褐色)、奥がRuby(赤)です。

オットーさんはルビー(Ruby)、私はトウニー(Tawny)を選びました。
ルビーは年度の異なるワインをブレンドして3年以上熟成させたものだそうです。
タウニーはルビーを更に熟成させたものだそうです。
タウニーの方が癖がなく、私はルビーよりもこちらが気に入りました。

無料券で試せるのは比較的お手頃価格なワイン中から1杯だけだったのですが、
色々質問をしていたら、ちょっとお高めな有料ワインである40年もののトウニー(Tawny)と
ちょっと前のヴィンテージを味わわせてくれました。

1軒目で既にかなり満足だったのですが、折角なのでもう1軒行きました。
日本でも有名どころ(?)のTaylor’sです。

Quevedoは川岸にあるので、そこから坂をのぼって10分弱だったでしょうか。

途中にあった別のワインセラー。
誘惑を振り切り歩きます…

着いた!!
ちょっと地味目な門をくぐって左側にこの入口があります。
そこここに孔雀がいます。

英語のツアーまで1時間ほど時間があったので、ツアーには参加せずに
テイスティングだけするつもりで4種選びました。我々が選んだものは
お手頃なものばかりで、値段は様々ながら全部で13ユーロぐらいでした。
リストの中にはテイスティングだけでも100ユーロもするものもあり、びっくり。。
1850年頃に収穫したブドウで造り、ついこの2月にボトル詰めしたものだそうです。

左から
2011年ヴィンテージ・20年熟成トウニー・LBV・チップドライポート
テイスティングだけのつもりでしたが、クジャクを眺めたり、のんびり飲んでいたりしたら、
ツアーの開始時刻になったので、そのままツアーに参加しました。

大樽で熟成中…。

こちらは小樽で熟成させるエイジド・トウニーだそうです。

30分弱のツアーの後はテイスティングでした。既にかなりいい気分になっていましたが、
ワイン初心者の我々には、ツアーの内容が大変勉強になりました。
Taylor’sの場合は、ツアーに参加しないテイスティングでも、
かなりしっかり作られたポートワインの小冊子をくれます。(日本語あり)
読んでいるだけでも面白いですが、また行きたくなりました。

A5サイズで立派です。

ポートのタイプ分け。この裏には、自社畑の地図なども。


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