2014年4月27日日曜日

美食を求めてポルトガル 2/4 リスボン日帰り旅行

ポルトガル旅行、二日目はリスボンへ日帰り旅行を決行しました。
リスボン日帰り旅行では、バレアル(Cervejaria Baleal)というレストランに行くことと、
ベレンまで足を伸ばしてパスティス・デ・ベレン(Pastéis de Belém)というお菓子屋さんで
パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)を食べることが目的でした。

ポルトーリスボンは高速鉄道で3時間ほど。
我々は、少しゆっくり目に朝8時ごろの列車でリスボンへ向かいました。
前日のうちに買っておいた往復チケット(二人で99ユーロだったかな?)を握りしめ、
豪華なマックを通り過ぎてサン・ベント駅(São Bento)に向かいます。

リスボン行きの鉄道は、旧市街にあるサン・ベント駅からではなく、
カンパニャン駅(Estação Ferroviária de Porto-Campanhã)から出るため、1駅移動。
ポルト-リスボン往復の高速鉄道チケットがあるので、追加で切符を買う必要がないそうで、
ほんとにいいのか、ちょっとドキドキしながら電車に乗っていました。

普通列車に当たるのでしょうかね。。

車内は大変キレイです。

こちらがリスボン行きの高速鉄道の列車(IC)。


最高速度が220km/hということかしら…

全て指定席です。

二等車車内

広々~

ドイツのICを想像していましたが、もう少しモダンな感じの車内でした。
インターネットも使えました。ただし、走行中は切れることが多いようで、
駅に停車中だと快適なようでした。

定刻通りにリスボンのサンタ・アポローニア駅(Estacao de Santa Apolónia)に到着。

リスボンでは地下鉄やケーブルカーを利用する予定だったため、
ヴィヴァ・ヴィアジェン(Viva Viagem)という黄緑色のカード型切符を購入し、
乗り放題券の機能を選択しました。

お目当てのバレアルに行くには、ロシオ駅(Rossio)が便利なところだと思いますが、
まだお昼ご飯には早かったので、まずはサンタ・ジュスタのエレベーターへ行くことにし、
地下鉄でバイシャ・シアード駅(Baixa-Chiado)まで移動しました。

ドイツとの大きな違いは、歩道のタイルでしょうかね。

頭でっかちに見えて怖い…

行列を見て、一瞬並ぶかどうか迷いましたが、せっかくなので…。
街並みがドイツとは違うので、写真撮ったりおしゃべりしていたら、
待ち時間はあまり気になりませんでした。

列の横で、舗装の改修作業が進行中。
やはり手仕事なんですねぇ~

エレベーターで上に上がると、更に上の階にらせん階段で上がることができます。
ただし、ここは別料金。リスボンの観光用のチケットを持っていると、
ここも含まれているようでしたが、我々のチケットの場合は別料金(1.5ユーロ/人)。
小市民感を遺憾なく発揮し、二人分で3ユーロを払うか迷いましたが、
オットーさんに「いいじゃん! 行こうよ!」と背中を押してもらい登りました。 <(_ _*)>

マリアⅡ世国立劇場とロシオ広場

サンジョルジェ城とエレベーターの前の通り

いやはや、登って正解でした。
下手の横好きですが、写真も撮りたくなるってもんです…。

そうこうしているうちに、お腹も減ってきました。
いよいよ本題の美食@バレアルです。塔を降り、ぼちぼちと坂を下って
念願のバレアルへ。

入り口は小さく見えますが、中に入ると結構広いです。

Arroz de Marisco。エビ天国でございます。
ガイドブックに載るだけのことはありますね~

タコのグリル。
たっぷりのオリーブオイルとジャガイモが美味しかったです。

量が多く、二人では食べきれなかったのが悔しいですが、納得&満足のごはんでした。
大人数で行ったら、色々食べられてもっと楽しいかもしれません。

ウェイターさん達はおじさん率高しです。
我々の担当のおじさんのオペレーションはなかなか洗練(笑)されていました。
着席するなり、地球の歩き方を出せと言われ、我々が出したら
ポルトガル料理の写真付きページで一つ一つ料理を指差しながら、
今日はどの料理ができるか教えてくれました。あ、ちゃんとメニューもくれます。

どれも美味しそうなので、色々頼もうとしたところ、
「君たち二人には多過ぎる」とのアドバイスまで。良心的でした。

お店の中にはカウンターもあり、一人で来ている地元のおじさんらしき人も。

一人しか写っていませんが結構な賑わいでしたー

しこたまお腹に詰め込んだ後は、ベレン(Belém)へ。

リスボン市内からは少し離れており、バレアルがある場所からは
地下鉄と電車の乗り合わせやらで、30分ほどかかりましたが、
お昼を食べ過ぎてしまったので、ちょうど良かったかもしれません。
ベレン到着後、まずは発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)へ。
ここは上に登ることができます。特段の仕掛けはありませんが、
上から見た風景が何よりです。


発見の塔の前の広場を上から見た様子。

ベレンの市街地。

発見のモニュメントの写真を撮りまくり、ザビエルの真似をし、
ジェロニモス修道院の前の庭園でぼーっとして、少しお腹に余裕が出てきた頃、
パスティス・デ・ベレンへ。

お店の前も中も、大変な賑わいです。

出てきました~!!

迷ったものの、二つずつ注文。
飲み物はビールとポルトガル式レモンティー。

噂に違わぬ美味しさです。
タルト生地部分のパリパリ具合や、ほのかに暖かいカスタードクリーム部分が
得も言われぬ美味しさです。カスタードクリームは、素朴でほっとする味わいで、
お腹一杯でも、止まりません。アズレージョが美しい店内で、心地よいひと時でした。

ここでも食べ過ぎてしまった…。
そんな反省を胸にベレンを後にし、今度は電車とトラムを乗り継ぎリスボンに戻りました。

(○´ω`○)(○´ω`○)))))))))

と こ ろ で…
全然美食とは関係ないのですが、帰りの列車は案内板を見間違え
(英語も書いてあったのに…)、予約していたポルト行きの列車を逃してしまいました。

次の列車は30分後だけれど、1等車しか空いていないと言われ、
しぶしぶ追加料金を支払い(←自分が悪い)、1等車へ。

2等車が既にとてもキレイ&広かったため、若干ワクワクして乗りました。

座席が広い~

更に広い…。
かつ、こちらは無料の飲み物(コーヒーかお茶)とご飯が付いていました。
昼もお茶も食べ過ぎて、胃袋には余地がなかったため、飲み物だけ頂きましたが、
大変満足でございます。そうそう、こちらは2列ごとくらいに電源もあり、
もちろんフリーインターネット接続もあることから、オットーさんは大変喜び。。
3時間の旅を楽しみました。

乗り逃がしたのは我々のミスなのに、払い戻しや手数料なしで、
追加料金だけで乗っけてくれるのは、もしかしてとても親切なのでは…。ありがたや。

→ コインブラ散策に続く

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