2013年9月18日水曜日

母の旅 3/7 スイス・インターラーケン編

勢い余って(余らせて?)3日目まで書き切りたかったのですが、
気が付けば9月も終盤…。スイスも今頃は冬支度を始めているに違いありません。

ちょうど昨日お会いした先輩駐在奥様と、
「旅の記録は、すぐに書かないとどんどん書く気がなくなる」とお話したところ。。
次の旅は明日からのため、今日中にもう少し頑張りたい…。

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さて、母の旅は2日目を迎え、インターラーケンに向かいます。
インターラーケンといえば、ユングフラウヨッホの玄関口。
グリンデンワルドなど、「これぞスイス!」的な景観広がる観光地に行くのに通ります。
当初、フィッツナウを経由して、船にも乗りつつインターラーケンに向かう予定でしたが、
乗り換え時間を考えて、結局全て列車で向かうことにしました。

怪しい地図。緑が経路です。
本物はこちら→ SBB SFF FFS
(SBB SFF FFS地図より一部改編)
出発は朝9時。
母はまだ時差ボケがあるかと心配していたのですが、私よりすっきりお目覚めでした。
←山ガール。

1日目と同じ登山鉄道に乗り、またアルト・ゴルダウへ向かいます。
フィッツナウ行きの場合は、途中で赤い電車に乗り換えますが、このまま青い電車です。
アルト・ゴルダウからはインターラーケンまでは乗り換えなしで行くことが可能な列車を
選びました。

…が、何だか不具合があったようで、途中駅のシュピーツで降ろされ、
バスでインターラーケンまで行くことになりました。

スイス国内なので、英語(&フランス語、イタリア語)でもアナウンスがあると思いきや、
ドイツ語のみ。。

シュピーツで停まるので、インターラーケンまでバスに乗れと言っていることは、
何となく単語で分かるのですが、理由は(もちろん)分かりません ( ̄^ ̄)>エッヘン ←?

ともかく、バスに乗らねばインターラーケンに行けないことが明らかなため、
バス乗り場へ急ぎます。

大半の観光客はインターラーケンを目指すらしく、バス乗り場は大混雑。
日本だったら駅員さんが誘導したり行列を作ってくれたりしそうですが…ともかくカオス。
普通の路線バスに突っ込まれました。
何とか乗り込んだバスに30分ほど揺られ、13時頃にインターラーケンに着きました。

ちょうど駅前(インターラーケン・オスト駅)に着いたので、
ユングフラウ鉄道の空席と眺め(ライブカメラがある)を確認したところ、
今日はすでに満席&昼過ぎのユングフラウヨッホ駅は霧の中。。
母と相談し、今日のクライネシャイデックまでの様子を見て、
明日の朝ユングフラウヨッホに行くかどうか決めようということになりました。

さて、宿に向かい、大きな荷物を降ろします。
身軽になって、一路グリンデンワルドとクライネシャイデックを目指しました。

(前日の夜に熟読した)地球の歩き方によると、グリンデンワルドは大層美しい場所のようです。

列車はとんつく進み、それはそれは美しいスイスの風景が流れて行きます。

そして…

おおぉ。
ハイジの世界です。
パラグライダーをしている人がいます。

グリンデンワルドからクライネシャイデックへは、更に列車を乗り換えますが、
壁と天井のかなり大きな範囲がガラス張りで、景色を眺められるようになっています。
圧巻のアイガーも見えます。

多くの登山家が挑戦し、ここで亡くなった方も少なくないというのが納得の斜面。。
どれだけ大変なのか、もはや想像すらできません。

ところで、登山についてはまったくの素人ですが、登山に挑戦する人って、
ほんとにすごいなぁ~と思います。細心の注意と緻密さ・慎重さをもって準備をしても、
どうなるか分からない。しかも当然自分の足で登って下りなくてはいけない。。
全ての過程において、自分との闘いにほかならないと思うのですが、
それまでもを楽しめるのでしょうねぇ~。すごいなぁ~。


母(山ガール)の後ろ姿
さて、そんなこんなでクライネシャイデックに到着しました。
インターラーケンのライブカメラで見たとおり、ユングフラウは雲(霧)の中です。
ちなみに、雲と霧の違いは、接地しているかどうかです。
10年以上前に習った知識をふと思い出します。

ここで雲の中のユングフラウを目の当たりにしたことと、
ユングフラウヨッホに登っても、登っている自分の姿もユングフラウの全景も見られない
&登山鉄道(赤)に乗っても、乗っている自分は見られない(←当たり前)ということを再考し、
あっさり翌日のユングフラウ鉄道はやめることにしました。
母娘ふたり、この日は山々がキレイに見られるハイキングコースを少し歩きました。

サービスのためか(?)、ハイキングコースにスイス牛が繋がれています。
勤務環境として結構いいのかもしれない。

ひとしきりアルプスの風景を満喫した後、クライネシャイデック駅に戻り、
帰りはラウターブルンネン経由でインターラーケンに戻ります。

列車は進み、あっという間にインターラーケン。
街並みを眺めつつ宿に戻りました。

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